次女の婚活とお雛様 2

こんにちは タイムです

 

前回の続きです

 

なぜお雛様を飾ろうと思ったのか それは昔から

 

お雛祭りが終わった後にお雛様を片付けないと結婚が遅れるもしくは結婚できない

 

という話を聞いていたからです

 

お雛様は女の子の幸せを願って飾る物 そしてお雛様は結婚に纏わる話が多い

 

そんなイメージが私の中にあったのです

 

では逆に毎年大切に飾って時期が来たら片付ける

 

そうしたらちゃんと結婚できるかも 

 

そんな都合の良い事を考えてお雛様を飾ろうと思ったのです

 

家には娘達が小さい頃飾っていたお雛様があるのですがそれは七段飾りのとても

 

大きなスペースが必要なもので

 

十数年前家を建て替えてそのスペースがなくなってしまってからずっと押し入れの奥

 

に置きっぱなしにしていたのです

 

私はそのお雛様を出してみようと思ったのです

 

ちょっとドキドキしながらお雛様の入った箱の蓋をあけ中から

 

お雛様を取り出しました

 

カビて黒くなっていないか お雛様怒っていないかな

 

でもお雛様は昔と変わらずとても綺麗でした

 

桃の花のように愛らしい なんて可愛らしんでしょう

 

私はお雛様の可愛らしさに感動しこのお雛様を飾ろうと強く思いました

 

お雛様は十数年ぶりに箱から出して貰えて喜びで輝いているように見えました

 

でもどうやって飾ろうか 苦肉の策で考えたのは七段の土台は諦めて

 

お雛様が入っている箱とお道具が入っている箱二つに緋もうせんを被せて

 

その上に飾るという作戦です 大きい方の箱にはお雛様とお内裏様を飾り

 

もう一つの箱にはぎゅうぎゅう詰めですがその他のお人形達を飾りました

 

お盆に甘いお菓子を乗せて私はすっかり満足しました

 

アラ素敵 完璧 !

 

満足してドアを開け部屋から半分でかかった時です

 

部屋から声が聞こえたのです

 

「.......酒が欲しい」何か必死の声

 

私はうっかりして 甘酒を買い忘れてた事に気がつきました

 

たぶんお雛様というよりは右大臣?左大臣?は

 

十数年ぶりに箱から出て解放感と嬉しさでお酒が飲みたかったのだと思います

 

すっかりお酒があると期待していたのに私はお菓子だけおいて

 

満足しきっている  そのまま部屋を出ていったらどうしても飲みたかった

 

お酒が飲めない  焦ってちょっと待って お酒欲しい❗

 

と声を出したんだと思います それは声と共に波動で気持ちも伝わって

 

来たのですぐわかりました

 

私は急いでスーパーに甘酒を買いに行き

 

「十数年箱から出さなくてごめんね 今度から毎年出すね」

 

心の中でお雛様に謝罪しながら甘酒を置きました

 

以来毎年お雛祭りの時期はお雛様を飾っています

 

もちろん甘酒は必須です

 

そしてこの年次女は結婚しました

 

お雛様効果なのか偶然なのか

 

次回は次女の結婚の話をしたいと思います