長女と可愛い付喪神達

こんにちは タイムです

 

私は、付喪神の事を考えているうちに

 

長女も「財布に話しかけられた」と、話していたこと思い出しました

 

確かあれは長女が就職して少し経った頃、長女は自分の今までのご褒美に

 

奮発して自分用の財布を買いました

 

海外のハイブランドの物で少し大人っぽいおしゃれな財布です

 

家に届いた箱を開け、中の財布を取り出そうとして初めて財布を見た時、

 

財布に話しかけられたそうです

 

「私の所有者になるのなら、いつもお金を沢山入れてね」

 

財布は自分が普通の財布ではなく、ハイブランドの財布だというプライドを

 

持っていました

 

長女はビックリして「財布に話しかけられた」と、私に

 

報告してきたのです

 

その時は私も付喪神達から話しかけられる前だったので

 

「そんな事があるのか?」と、ビックリした事を思い出しました

 

やっぱり財布って、色々な波動のお金がお腹に入るので

 

自意識が芽生えやすいのか? 私はそんな事を考えました

 

財布は大切にしないといけないのかもしれません

 

でも、きっと大切にしたら守ってくれる 私はそう思います

 

そして先日、長女に確認の為の電話をしてみました

 

こういった話はいくら親子でもしないのですが、

 

聞いてみると、その後も何度か声を聞いている事が分かりました

 

声が聞こえるのは、ほとんど洋服関係です

 

長女はお洒落が好きでクローゼットに沢山の洋服を

 

吊るして大切に管理しています

 

そして、その洋服達に「可愛く着てね~」とか、

 

「ありがとう」と、言われる事があると言っていました

 

「ええ、それは可愛いね」洋服の付喪神って可愛い

 

私は何だか嬉しくなって、そう言ったのです

 

長女は物を捨てる時も

 

「ありがとうございました」と、挨拶をし

 

メルカリに売る時も

 

「着てもらえる人の所に行ってね~」

 

「新しい人の所に行って幸せになってね~」

 

と、声をかけているそうです 「その(使ってもらえる)方が物も嬉しいから」

 

長女はそう言っていました

 

長女も漠然とではありますが、物には神様が宿る という事を

 

感じていたようです

 

「それは付喪神って言う神様だよ 縄文時代からの物に宿る精霊で

 

八百万の神様だよ」 私はそう長女に、話しました

 

「そうだったんだ!」長女は嬉しそうに言い、

 

「日本の古来からの考え方だから、その考えが一番しっくりくる

 

物は大切にする 新しい物はあまり買わない 今のままの生活を続けるね」

 

「そうしたらきっと自分に帰ってくるよ」と、ニッコリ笑ったのです

 

私も、もっと物を大切にしよう!私は改めてそう思ったのです