侍の話

こんにちは タイムです

 

私がまだ入社して間もない頃、侍は夢に現れました

 

夜、ベットで寝ていると侍の顔が天井に現れ、私をじっと見ていました

 

「ニタニタ男」の場合、天井の穴の暗闇と「ニタニタ男」自体の暗闇が

 

同化して輪郭がはっきりわからなかったのですが、

 

侍の顔ははっきり分かり光っていました

 

侍は生まれてから一度も笑った事がないのではないか?

 

そう思えるほど、厳しく怒っている様に見え、

 

まるで巨人の星星一徹に似てる 私はそう思ったのです

 

そして私は、侍の顔を見て何故か号泣していました

 

涙が溢れて止める事ができません

 

「あぁ、神様」 そう言って私は手を合わせ

 

侍を必死に拝んだのです

 

侍は、天井から降りて来て、どんどん私に近づき

 

私の中に入っていきました

 

「あの時の侍だ!」

 

私は心に侍が浮かんだ時、あの夢を思い出し

 

侍があの時「A」に対する警告の為に現れたのだと分かりました

 

そして、侍は私を守ってくれていたのです

 

「ありがとう 私を守ってくれて ありがとう」

 

私は、心の中の侍にお礼を言いました

 

侍は、心の中のわだかまりが全てとけたように

 

晴れやかに笑っていました

 

「あー、笑えるんだ」

 

私はそう思い、その笑顔で侍は自分なのだと

 

確信したのです

 

これで私の前世の話は全て終わりです

 

遠い遠い昔の話なので 忘れてしまって

 

余り書くことはないかなと思っていたのですが

 

書いていくと、色々思い出し

 

結構長くなってしまいました

 

今は、SNSという手段があり

 

誰にも言えなかった体験や考えが手軽に

 

発信できる良い時代だなと思います

 

あと少し私の体験や考えを書いていこうと思っていますので

 

読んでくださる方がいらしたら、嬉しいです